こんにちは、きーさんです。
アメリカに駐在になって2年、今ではすっかり慣れて楽しくアメリカ生活を送っていますが、もちろん最初からそういうわけにはいきませんでした。
特に英語。振り返ると「聞こえるようにはなったけど話せない」という状態が長く続いたように思います。たぶん駐在員あるあるなんじゃないでしょうか。
ですので今日は「なかなか英語が話せなかった状態」からどうやって「米人と冗談を言い合える状態」になったかについてシェアしたいと思います。
駐在を控えている方の参考になれば嬉しいです。留学前等で現地での英語学習について不安を持っている人にも参考になるとおもうので是非ご覧ください。
本記事の内容
- 海外での英語学習についての陥りがちな勘違い
- 英語を話せるようになるためにおすすめの方法
駐在中に英語をマスター!!ネイティブの思考回路をインストール!?
駐在が決まった!英語は不安だけど現地に行けば英語は話せるようになるだろう!」
気をつけてください。これ勘違いです。
自分はこう思ってました笑
なぜこのような勘違いが起こるのか
下記が原因かなと思っています。
- 英語はそれなりに勉強してきた
- 他の駐在者は問題なく生活している(ように見える)
一つずつ何が問題か書いていきますね。
1.これまで英語をそれなりに勉強してきた
一般的に日本人はよい英語の教育を受けているように感じます。
前にリスニング力UPの方法としてTEDをおすすめしましたが、駐在に選ばれる様な方であればTEDもすでにご存じの方も多かったのではないでしょうか。
>>【英語学習】現地で活きるリスニング力の鍛え方【駐在が決まったら】
そんな人ほど要注意です。
残念ながら日本の英語教育はテストで良い点が取れるようにデザインされています。
筆記や読解には効果がありますが、リスニングやスピーキングにはあまり効果的ではないように感じます。
もちろん蓄積した勉強は無駄にはならないので、海外生活を始めた後の成長曲線は大抵こうなります。
移住直後は、大量の英語のインプットがあり、これまでの蓄積もあるためグッと成長します。
しかし、3ヶ月もすると伸び代を使い果たし成長は鈍化してしまいます。
おそらくこの頃の英語レベルは「スーパーやレストランでの会話はなんとかできる。ネイティブと楽しく雑談は無理」というレベルぐらいなのではないでしょうか。(本人談)
2.他の駐在者も問題なく生活している
2つめの原因はこれです。
他の駐在者も生活しているので、自分も現地に行けば英語が話せるようになるだろう!と心のどこかで思っていました。
これはおそらく半分正解で半分間違いというのが私の今の意見です。
意外かも知れませんが“現地で生活するための英語”のレベルは結構低いです。極端にいえば簡単な挨拶程度とクレジットカードさえあれば生活はできます笑
そういう意味ではなんとかなります。
ただ相手の意見をしっかりと聞いたり、自分の考えを伝えたり為の英語力は普通に生活しているだけでは身につきません。
せっかくアメリカに住むのだから英語で会話を楽しめるようになりたいと思う方は、やはりそれなりに勉強する必要があります。
ではどうすれば効果的に英語力を上げることができるのでしょうか。
駐在中に英語を話せるようになるには?
結論:話せるようになるための勉強をする
日本では一生懸命文法について教えますが、私たちが日本語を話すときに小難しい文法のことは考えませんよね。
それと同じように、英語を使えるようになるもっとも効率的なのはネイティブの人たちの英語を話すときのフィーリングを学ぶことです。
ネイティブの思考回路を自分の頭にインストールするイメージですね。
意味分からないと思うので詳しく説明します笑
話すための勉強とはなにか
先ほど書いたように日本での英語教育テストに最適化された教育でした。
でもここでの目的は“実生活で使える英語”を身につけること。
目的が違えば勉強方法も変わります。
話すための勉強をすれば最速で英語力をUPさせることがでるきるというのがこの記事の趣旨です。
「現地の人と仲良くなってたくさん会話していれば、勉強なんてしなくても自然と上達する」という意見もあるかと思います。
これはこれで正しいと思います。ただし時間がかかってしまいます。
今回の記事を書いたのは少しでも効率的に英語力を向上させれば、現地での生活がもっと楽しくなると実感したからです 。
そして、その勉強というのも難しい物ではありません。
色々な英語の勉強をした中で是非おすすめしたいのは「一億人の英文法」(東進ブックス)という文法書!
本書は「一億人の英文法」は、英語を必要とする日本人すべてのために作られた英文法体系です。中学生から大学受験生、さらに仕事で英語を必要とされる方々まで、どなたでも楽しみながら英語の実践力を身につけることができる内容になっています。
本書「はじめに」より引用
上記のとおり“話せるようになること”をテーマとしており、他の文法書にあるような小難しい用語は抜きにして、ネイティブの感覚を伝えることにフォーカスし体系化されている良書です。
赴任前に是非購入して持って行くことをおすすめします。
この本を読んでからは英語自体への理解が深まったのはもちろん。
英語を話すことへの心理的のハードルもガクンと下がりました!
本書を読んで、英語のフィーリングを掴みながら実践することで、成長スピードは格段に上がると思いますよ!
英語を話す練習も忘れてはいけません!
特に駐在員本人に帯同する家族の方は、意識していないと意外と英語を話す機会はありません。
コストパフォーマンスが高くいつでも利用可能なオンライン英会話などを利用して継続的にアウトプットの練習することで上達し、現地での生活や遊びの幅が広がります!
おすすめなのは海外移動後でも継続してサービスを使用できる下記。
会社の福利厚生で学習費用が出る場合も、サイトから簡単に領収書を発行できるので便利です。(地味に大事)
ちなみにDMM英会話は25分の無料体験レッスンが3回受けられるので、この機会にまずは体験してみましょう。
自分が苦労して実感したことなので少しでも誰かの役に立つことを願っております。
では!!