こんにちは、アメリカに駐在し始めて2年のきーさんです。
駐在などで家族と一緒にアメリカに住む場合、一番の不安は子育てではないでしょうか。特に小さいお子さんがいるとなおさらです。
・出張で不在にしないといけなくなったらどうしよう
など不安は尽きないと思います。
我が家も2歳になる息子がいるのですが、駐在でアメリカに来たばかりのときは赤ちゃんでした。
色々と心配しましたし、子育てがしんどくなってしまう時ももちろんありました。でも夫婦2人で相談し工夫することで、楽しいアメリカ生活を過ごしています。
今回の記事では、小さいお子さんをお持ちかたのアメリカでの子育てへの不安を少しでも解消すべく、約2年間アメリカで子育てをした実体験をもとに、パパ・ママが一息つくための工夫を紹介したいと思います。
本記事の内容
- アメリカでの子育てで一息つくための工夫
- 子育てに疲れてしまう前の対策
また、このブログではこの記事のように、これから駐在する方、現在している方に向けて、私自身が駐在生活をしていて「これは大事!」と感じた情報を発信していますので気になる方はYou Tube、Twitter、Instagramなどでフォローしてみてください。
アメリカで子育てするパパママがホッと一息つく方法
アメリカでの子育ては、慣れない環境の中にもかかわらずおじいちゃん・おばあちゃんの助けが借りられません。
特に若い世代で駐在するかたは、小さなお子さんをお持ちの方も多いと思います。
私も息子は天使のようにかわいいです。 でも日中、子供とずっと2人だけで一緒にいると誰でも疲れてしまいます。なにもおかしいことではありませんし、みんな一緒だと思っています。
適度に息抜きをしながら、笑顔で育児することが親にも子供にも幸せ。
ここではしんどくなってしまった時に、息抜きをする方法について紹介していきたいと思います。
子供の習い事を始める
日中ずっと一人で、子供と一緒にいると
- 親が疲れてしまい
- 子供も刺激が少なくて飽きる
ので、あまりいいことではありません。
2年間子育てをした実感ですが、子供は親と一緒にいるよりも同世代の子供からの方が断然刺激を受け、いろいろなことを吸収します。
なので個人的には、親の仕事は「子供が安心できる環境をつくってあげる」ことが一番重要かなとおもっています。
話は脱線しましたが、アメリカでは、有料無料を問わず小さな赤ちゃんでも参加できる習い事が結構あるので探してみるのがおすすめです。
親も一息つけるし、子供も成長できる。最高ですよね。
例えば有料のものだと
- 運動教室Gymboree
- リトミック教室
無料のものだと
- 図書館やカフェなどでのストーリータイム(読み聞かせ)
などがあります。
また習い事を始める隠れたメリットとして「計画が立てやすくなる」という点があります。
子育てをしていて意外と負担を感じるのが「次はなにしよう?」と悩んでいる瞬間。遊びに行く場所や、ご飯のメニューなどですね。
習い事を始めて、習慣的な予定を入れることで「明日は〇〇の日」という感じでリズムができるのでおもった以上に、精神的に楽になりました。
例えば、下の写真はおしゃれなカフェでストーリータイムがあったので行ってきたときの写真。
大人はおしゃれなカフェとコーヒー、子供は絵本を楽しめるという幸せイベントです。
幼稚園に入れる
我が家では、生後16ヶ月の時点から週に2回幼稚園に通わせています。このおかげで奥さんも、平日の日中に6時間くらいは自分の時間を確保できるようになりました。
初めて幼稚園に預けるときは、「私明日なにしよう!」とウキウキしているのをみて、こちらも幸せになりました。
お金はかかってしまいますが、
- 親の精神的な健康
- 子供への刺激
- 英語教育
という面で、コスパの良い出費と捉えています。息子も大きくなってきたのでもう少し頻度を増やしてみようかと検討中です。
気になる費用については本当にピンキリ・・・。週に何回通わせるか、一日中か半日かで変わります。
参考ですが我が家では週に2回、9時から15時で月に$250くらいです。ほかに探したところだと同じ頻度時間でも$500だったり$800だったりと幼稚園ごとに大きく違います。
おすすめは教会系の幼稚園です。比較的費用が安く抑えられるので探してみてはいかがでしょうか。
幼稚園探しの難点はネットに十分な情報がないこと。
ママ友からの口コミと、自分の足で探すしかないこともあるので情報収集してみましょう。
私が住んでいるダラスの情報であれば、情報がシェアできるのでTwitterでメッセージでもいただければと思います。
夫婦でお互いの自由時間を作ってあげる
これは我が家で採用している方法なのですが、とても気に入っているので紹介します。
わが家では、週末に
- 午前中は奥さん
- 午後は私
というかんじで、どちらかが半日息子と外へ遊びに行き、残った方は自由時間としています。もちろんその間、家事もする必要は無しで完全に自由です。
毎日子育てしている方も、働いている方も、自分の時間がなければ疲れてしまいます。家族全員でお出かけするのも良いですが、たまには息抜きということで取り入れてみてはいかがでしょうか。
また最近では、「日本では共働きをしていて帰国後も再就職したい」と考えている家庭も多いと思います。
せっかくパートナーの駐在でアメリカに来ているので、この期間を「キャリアのブランク」にするのではなく「次のキャリアのための準備期間」にするためにもお互いに自分のための時間を確保することは重要です。
Parent's Night Out(ペアレンツナイトアウト)イベントを利用する
これはアメリカに来て初めて知ったのですが、アメリカには「ペアレンツナイトアウト」というイベントがあります。
特徴は
- パパ&ママがデートするためのイベント
- 無料か格安($5くらい)で子供を預かってくれる
- 時間帯は夜(18~20時くらい)
- 結構小さい赤ちゃんまで預かってくれる(生後数か月もOK)
頻繁にあるイベントではないのですが、教会や図書館などで行われるので調べてみて近くで開催されているようであればぜひとも試してみてほしいイベントです。
わが家では教会で行われるParent's Night Outを利用していますが、なかなか子供抜きで夕食を食べる機会が少ない駐在生活中にデートできるとても貴重な機会です。
アメリカでの子育てに疲れた時はTV・You Tubeに頼る
よく「TVやスマホの観せすぎは良くない」と言われるので、気を使っている方も多いと思います。
ただそのせいで親が疲れ切っていては本末転倒。「TVの観せすぎ」以上の悪影響があると思います。
「一日〇分」や「疲れたら見せて良い」と自分ルールを決めて、上手に使いながら楽しく過ごしましょう。
わが家では息子が、自動車・電車・動物・恐竜が大好きなので息抜きしたいときはYou Tubeで「Blippi」という子供向けの番組を見るのが定番です!
アメリカで子育てで疲れてしまわないために必要なこと
疲れた時に「ほっ」と一息つく方法について紹介しましたが、理想的には疲れないのが一番です。
2年間の子育てで実感したコツ(のようなもの)を紹介しますのでよければ参考にしてみてください。
アメリカでの子育てについて夫婦で理解しあう
大前提ですがとても大事です。
特に駐在していると、責任が大きくなり仕事が忙しいこともあるかと思いますが「家族あっての仕事」。 特に日本とは違い子育てするほうは、疲れてもなかなか助けを求める相手がいません。
パートナーがその状況を理解し、業務を調整することが必要です。出張などで外出することが避けられないこともあるかと思いますが、事前に対策をとっておくといいと思います。
投資だとおもって、先にも挙げたような習い事や保育園に入れておくなど検討しておくと良いかと思います。
反対に、働いている方の気持ちや状況も理解してあげることも大事です。
- 駐在中に結果を出したい
- 終業後に日本から連絡がどんどん来る
- 現地人との業務が思うように進まない
海外での業務は、日本とは違ったストレスがかかります。
会社では仕事、家に帰ったら家事・育児だとしんどくなってしまいます。スタイルは各家庭ごとに、違った答えがあると思います。でも夫婦でしっかり理解し合い、気遣いあうことがとても大事です。
「ながら子育て」を避ける
これはわたし自身の気づきです。
子供一緒にいる時についついしてしまいがちなのが、「スマホを見ながら」育児してしまうことじゃないでしょうか。
・メッセージが来て、ケータイ見たついでにインスタを・・・
・そういやAmazonであれ買いたいな・・・
などなど。ものすごくわかります。
もちろん「子供の教育に良くない」「ちゃんと見てないと危ない」ということももちろんなのですがここで言いたいのは、スマホを見ながら育児することがストレスの原因になっている!ってこと。
根拠は2つです。
- 「育児」も「スマホチェック」も中途半端になりストレス
- マルチタスクによる負荷が高いので脳が休めない
わたしがこれに気づいたのは「どうして子供と遊んでいると心が疲れるんだろう」と疑問に思いったことがきっかけです。
流行りの言葉だと「マインドフルネス」にあたるのでしょうか。目の前のことに集中して、「息子がかわいいな」とか「こんなことできるようになったんだなぁ」と実感すると子供と一緒にいる時間が楽しくなります。(当たり前ですいません)
結局、You Tube見てても子供が気になるので集中はできなくて、ストレス発散どころかストレスがたまってしまいます。
せっかく楽しいはずの時間がストレスフルな時間に変わってしまっていることに気づきました。
育児に限らずですが、目の前のことに集中することで案外とストレスはなくなるもんだなと実感したのでシェアさせてもらいました。
まとめ:アメリカの子育てを楽しもう
この記事では、アメリカでの子育てで疲れてしまわないためのコツを書きました。我が家もまだまだですが、もし参考になれば嬉しいです。
アメリカでの子育ては大変なこともありますが、いいこともたくさんあります。
特にアメリカの人は明るく社交的な人が多いので、
- すれ違うたび
- エレベータに乗り合わせるたび
- 目が合うたび
に、みんな挨拶や笑顔を息子に見せてくれます。息子に向けられる笑顔や挨拶の頻度は、日本とは比べられないくらい多いでしょう。
子供にも寛容な雰囲気もあるので、お店や公共位の場でも気を使うことはほとんどありません。
心持ちと工夫次第で、楽しいアメリカファミリーライフが実現できると思います。
具体的に、どんな感じで過ごしているか知りたい方はYou Tubeで休日の様子を発信しているのでよければみてみてください。雰囲気が伝わるかと思います。
では!!