こんにちは。アメリカで駐在をしているきーさんです。
今回の記事では趣味として何かを学ぶって結構アリじゃない?しかも人生において大事なスキルになるんじゃない?ってことについて書いていきたいと思います。
いきなりですが、趣味を探すのって難しくないですか?
唐突みなさんには趣味はありますか?
あんまりこれといった趣味がなかった僕もこれまでいろんなことをしてみました。
- バイクツーリング
- 登山・キャンプ
- ヨーグルト作り
- ボルダリング
- ベース
- YouTube撮影・動画編集
どれもやっている時はそれなりに楽しいんですが、いまいち継続するには至らず。結局、暇な時間はゲームやYouTubeを見る日々(たまに読書)が続いていました。
これ自体は駐在でアメリカに来てからも変わっていないんですが、なんとなく「趣味はゲームです」「休日はYoTube観てます」って言うと悲しい眼差しで見られるんじゃないかと思ってしまい「なんかいい趣味ないかなぁ」と思ったりしていました。
なんか趣味ってもっと打ち込んでる感があるものの方がいいじゃないですか。っていう勝手な思い込みがあったりして。
趣味として「独学」するのは意外とアリ
ここ数年、アメリカに駐在となったことがきっかけで、(というか生きていくために)英語を独学しなおしたり、「シンニホン」という本で安宅一人さんというかたのお話を聞いたことがきっかけでプログラミングや統計学に興味をもち独学を始めました。
最初は、趣味と言うよりもどちらかというと自己研鑽・自己啓発的なイメージでやってたんですがだんだんと
できないこと、知らないことができるようになるってなんか面白いなぁ
と感じている自分に気がつきました。
大学の時には完全に「???」だった統計学ですが、仕事を始めいろいろなことを経験したいまだからこそ「こういうときに使うんだ」という発見になったりして。
特にプログラミングの独学ではこの実感が顕著で、最初の助走期間はつまらなくて辞めそうになりましたが(実際、数年前にチャレンジした時は挫折した)、一度コツを掴むと
「あれをやりたいならこれ使ったらできるな」
というのがわかってきて楽しくなってきました。
しかもパソコンさえ持っていれば、ほとんどお金もかからずに独学できるのでハードルも低かったです。(今は無料のオンライン講座も充実してたりします。)
そういえば子供の時は理科の授業で、初めてフラスコやガスバーナとかを使ったりするときにワクワクしてたなぁーという感覚を思い出しました。
好奇心を満たすのって思っているよりも楽しい
自分の息子を見ていても思いますが、子供の時って何に対しても興味があってしょうもないことでも楽しんでやってたりします。
ここまで読んでいただいた方の中には
と思われる方もいるかもしれません。
ここで僕が言いたいのは、独学を趣味にできたら結構幸せになれるんじゃない?ってことです。
多くの人は何かを独学しようとするとき、なにかしら野心を抱いて勉強を始めるんじゃないでしょうか。
- 資格を取りたい
- 転職で有利資格が取れる
- 副業にできる
逆に、単に興味があることを学ぶ機会って大人になると少なくなってきたんじゃないかなぁと思ったからです。
これは完全に自分のことなんですが、自分が勉強する時って受験なり資格なり何かしらの目的があって勉強することが普通で、それは自分に何かしらのメリット(またはしないことによるデメリット)があるのが普通でした。
でもこういう動機で始めた独学はやる気がなくなるとすぐにやめてしまいがち、、、
例えば英語を例にすると、TOEICの点数UPを目的に勉強を始めると1週間後には
でも、自分が実際に英語を使えている場面や、旅行に行った時のことなどを想像しながら「こんな場面だったらどう言うふうに言ったらいいのかなぁ」とか考えると少しワクワクして楽しく思えるかもしれません。
この好奇心を満たすのって結構楽しいんです。
独学の楽しさを感じるには
- 知らないこを知るのが楽しい
- できないことができるようになるのが楽しい
というのを書きましたが、何をしていても楽しい訳ではありません。やっぱり自分の興味のあること、関係のあることじゃないとそもそも勉強してみようとも思わないです。
この前提で、大事なのは「意識して勉強の楽しさを感じる」というのがミソだと思っていて、これについて深掘りしたいと思います。
これは僕がプログラミングを独学して実感なんですが、いくら興味があることであっても楽しさは意識しないと感じられないってことです。
例えば、、、
- オンライン英会話で、少し複雑な内容が相手に伝わった
- プログラミングで詰まっていたけど、なんとか思い通りに動いた
こんな時に「よかったな。」と簡単に流してしまうことはできますが、そうではなく「〇〇ができずに困ってたけど、諦めずに調べ続てよかった!!」と自分が乗り越えた喜びををしっかりと噛み締めることが大事です。
できたら頭の中で「タラララッタッター♪」とドラクエのレベルUPの音楽を鳴らしましょう笑
また独学をするときに、ギリギリ頑張れば達成できるような小さな目標を設定することも大事です。
いきなり「英語話せるようになる」だともう目標が高すぎて、何から手を付けたらいいか分からなくなって途方にくれてしまいます(自分はそうでした)
でも「TEDなどの短い英語を理解できるようになろう」とかだと計画も立てやすくなりますよね。毎日10分英語のラジオ聞こうとか。
小さな目標、課題を設定してそれを乗り越えたら、成功を噛み締める。
この癖がつくと独学が結構楽しくなります。
独学を楽めるスキルは役にたつ
「何かを楽しみながら学ぶことができるスキル」ってたとえその対象がなんであれ、今後の人生にすごく役に立つような気がしています。
かなり前から言われていることですが、これからは終身雇用の時代は終わると言われています。
そんな中で大事なのは個人としての能力・魅力を磨くこと。
天才棋士の羽生さんも、子供の頃は「先の手が予測できる」「定石をたくさん覚えている」という"才能"で勝てることもあるが、結局大人になっても一流と呼ばれる人たちは生まれついての才能以上に「どれだけそれを継続できるか」の方が大事と言う旨のことをおっしゃっていました。
つまり一見、才能が重要と思われがちなプロの世界でも「継続に勝るものはない」と言う訳です。
もし楽しみながら何かを学ぶことができるなら、それは「最強のスキル」と言ってもいいかもしれません。僕も楽しみながら独学を継続していきたいと思いますので一緒にがんばりましょうね♪
「独学頑張ってるよ!」ってい人がいれば是非Twitter()で友達になってください。ぼくも励みになりますので。
では!!