こんにちは、アメリカに駐在員のきーさんです。
今回は「出張や旅行を楽にするスーツケースの選び方」について。
アメリカ駐在員がどうしてスーツケースについて記事を書くほど詳しいのか。
その理由はアメリカ特有の出張事情にあります。
日本では
- 電車
- 新幹線
- 飛行機
等の選択肢があるかと思いますが、アメリカは土地が広いせいで基本的には飛行機での出張になります。
セキュリティチェックや、預けた荷物の回収など何かとある待ち時間が嫌いだったのですが、スーツケースを厳選することで快適に出張することができました
その経験をもとに「出張や旅行を楽にするスーツケースの選び方」について紹介したいと思います。
本記事の内容
- 飛行機移動が楽になるスーツケースの選び方
- おすすめのスーツケース2選
また、このブログではこの記事のように、これから駐在する方、現在している方に向けて、私自身が駐在生活をしていて「これは大事!」と感じた情報を発信していますので気になる方はYou Tube、Twitter、Instagramなどでフォローしてみてください。
【サイズ命】機内持ち込みスーツケースを厳選して飛行機移動を効率化!
なぜ機内持ち込みのスーツケースのサイズ選びが大事なのか
アメリカでは出張となるとほぼ飛行機での出張になります。
日本でも同じですが、飛行機での移動は何かと待ち時間が多かったり、荷物を預けるのに追加料金がかかったりと面倒なことが多いですよね。(結局トータルの時間考えると新幹線で行くのと変わらないということが多々ありました)
この記事で強くおすすめしたいのは、
ということです。
具体的には下のようなメリットがあります。
- 荷物を預ける必要がなくなる
- 到着後、荷物が出てくるまでの待ち時間が無くなる
- ロストバッゲージリスク無し(アメリカでは大事)
- 国内線の場合、預け荷物への追加料金が無くなる
個人的には①荷物を預ける時間、②到着後に荷物をピックアップする時間がゼロになるのが最大のメリットだ思っています。
最近はスマホでチェックインできるので、荷物を預けない場合は直接セキュリティチェックに向かえばいいのでとてもスムーズ!
到着後も荷物を回収する必要がないので、すぐに空港を出ることができます。
でも残念なことに航空会社ごとに規定サイズが微妙に違っているのでサイズ選びには注意が必要です。
サイズ以外にも様々な種類があるスーツケース。
下記では便利なスーツケースの選び方を解説していきます。
ちなみに先に私が愛用しているのはサムソナイトのarmage 19 Spinnerと言う物です。
調べてみたところ日本では取り扱っていないようで「ビーライト」モデルが類似の製品になります。
機内持ち込みのおすすめのサイズ
結論から言うとおすすめのサイズは55cm × 36cm × 24cm
機内持ち込みのサイズは航空会社各社で異なっています。
下記がANA、JAL、アメリカの航空会社各社のサイズ表です。
ANA | JAL | ピーチ | |
---|---|---|---|
サイズ | 55cm×40cm×25cm以内 | 3辺の合計が115cm以内 | 3辺の合計が115cm以内 |
American Airline | DELTA | Spirit | |
---|---|---|---|
サイズ | 55cm×40cm×25cm以内 | 56cm×36cm×23cm以内 | 56cm×46cm×25cm以内 |
各社の規格のほとんどに準拠するのが55cm × 36cm × 24cmなんです。
機内持ち込み用のスーツケースを選ぶときはこの大きさを基準に選ぶようにするのがおすすめです。
私が使っているスーツケースも同価格で少し大きいサイズもあったのですが、上記の理由から小さい方を選択しました。
これまで何度も小さい飛行機乗りましたが、収納棚に収まらなかったことはありません。
サイズ以外の機内持ちスーツケースのチェックポイント: ハードタイプ? ソフトタイプ?
少し前まで私は
スーツケース=ハードタイプのほうがよい
と思っていました。
しかし、ソフトタイプを使ってみると圧倒的にこちらのほうが優れていることに気が付きました。
日本ではハードタイプを使う人が多いので、ソフトタイプを使っている人をみると「お、この人旅慣れしてるんだな」と思っています。(海外の人はソフトタイプを使うのが一般的ですが)
ソフトタイプのメリットは下記です。
- 開けた時に場所を取らない
- パッキングが簡単
- ケースの外側にも小物入れがある
開けた時に場所を取らないのは予想以上に便利です。両開きのハードタイプだと下記のように開かなくてはいけません。
場所を取るのでいちいち閉めないといけないので地味に面倒でした。
ところが片開きのソフトケースだと下記のように壁に立てかけて開いておくことができるので、置いておくのにとても便利ですし、出し入れもとても簡単です。
・頑丈
・セキュリティ
の面でいいんじゃない?
と思われる方もいるかもしれません。
頑丈さについて
スーツケースが壊れる場合(ほとんど壊れませんが)ダメになるのはほとんどが車輪です。ボディのところは壊れません。
機内持ち込みのスーツケースは預けることが無いので乱暴に扱われることもないですし。
実際私のスーツケースは2年間使っていてもきれいな状態です。
セキュリティについて
ハードタイプ、ソフトタイプで安全性に違いはありません。
実は旅行中の盗難で多いのが空港職員に盗まれるというケース。
荷物を預ける場合は確認のためにTSAのロックにしておくかカギをかけてはいけないので、狙われたら防ぎようはありません。
また置き引きなどされた場合も、ハードもソフトも関係なくどちらにしても盗まれたら壊されるので
なので気にする必要はなく、便利さの面でソフトケースを用意するのがおすすめです。
機内持ちスーツケースを選び方③: その他の注意点
最近ではスーツケースにバッテリーが付いているものもあります。
わたしのスーツケースにもついていて空港などで重宝するのですが、気を付けたいのは「専用のバッテリーしか使えないもの」を避けることです。
例えば最近、海外で流行っているのはAWAYと呼ぼれるスマートスーツ。
おしゃれで便利そうなのですがこれも専用バッテリーになっています。
専用バッテリーのデメリットは2つ
- 交換用バッテリーが高い
- 市販のモバイルチャージャーのほうが安い&高性能
バッテリーは時間の経過とともに劣化してしまうので、買い替える必要ができます。
またモバイルバッテリー技術の進歩ですぐに大容量化、低価格化が進むので専用バッテリーを使うのはあまり賢い選択とは言えません。
スーツケース専用のバッテリーを購入するよりも、毎日使えるモバイルバッテリーを購入するほうがよいですよね。
わたしはAnkerのど定番であるこちらをスーツケースにセットして出張にいっています。
おすすめの機内持ち込みスーツケース2選
おすすめの機内持ち込みスーツケース①サムソナイト
冒頭に書いた通りわたしはサムソナイトのArmage 19spinerというモデルを使っています。
5〜10日程度の出張であればこれとNorth faceのこちらのバックパックで行ってしまいます。
この機内持ち込み用スーツケースのおすすめポイント
- サイズ
- ソフトケース
- 便利な外側ポケット
- 市販のモバイルバッテリー対応
- TSAロック対応
これまで紹介したポイントをすべて満たしているスーツケースでとても気にいっています。
この機内持ち込み用スーツケースの惜しいポイント
少し惜しいのはハンドル(持ち手)の幅が広く快適なクッションが付いているかわりに幅が広く、NorthFaceのバックパックがセットできないこと。
これは少し残念ポイントでした。
バックパックを載せたいときは下記のようにしています。
日本で買える類似モデル
わたしが持っているモデルは日本で変えないようなので似ているものを探してみました。
バッテリーは付けられない点を除いてはほとんど一緒で、価格も少し安いのでよいと思いました。
おすすめの機内持ち込みスーツケース②エスケープ
もう一つ本命のおすすめのスーツケースがエスケープのスーツケースです。
機内持ち込みのサイズは持っていないのですが、預け荷物はこれを使っています。
このEscapesのスーツケース。実は社会派ブロガーとして有名なちきりんさんがお勧めしていて購入していたんですがじつは これのsサイズが完璧でした。
- サイズもバッチリ
- TSAもOK!
- ロックもある
惜しいところといえばバッテリーがないことくらいでしょうか。
【結論】機内持ち込みのスーツケースはサイズとソフトタイプで決まり!
この記事では下記について紹介しました。
- 飛行機移動が楽になるスーツケースの選び方
- おすすめのスーツケース2選
特に国内での飛行機移動を楽にするためには機内持ち込みスーツケースをうまく利用することが効果的です。
もちろん紹介したモノ以外でも予算や好みに合わせて選んでいただく際の参考になればうれしいです!
では!